SNSによる集客方法が学べるオススメ本9選
SNSを通じた集客は、広告による集客に比べて低コストで高い成果をあげられるポテンシャルを秘めています。
この記事では、SNSを活用して集客をしたいと考えている方に向けて、基礎知識から具体的なアクションまでを学べる書籍を9冊ピックアップしました。
InstagramやTwitterなどから集客を行い、サービス・プロダクトの契約やユーザーの満足度を高めたい方は必見です。
《もくじ》
1.SNSで集客するメリットなど、基礎知識が身に付く本3冊
2.SNS集客に効くアカウント運用の勘所がわかる本3冊
3.SNS運用の実務に生かしたい考え方が学べる本3冊
4.まとめ
1.SNSで集客するメリットなど、基礎知識が身に付く本3冊
まずは、SNSによる集客についての基礎を学びましょう。ここでご紹介する書籍はいずれも、SNSを通じたマーケティング方法の概要が書かれているものばかりです。
本は同じレベル、同じジャンルのものを複数冊読むことで重要なポイントが見えてきます。
基礎とあなどることなく、しっかりと読み込むことをオススメします。
マンガでわかるデジタルマーケティング
出版社 : 池田書店
株式会社シンクロ 代表取締役社長 西井 敏恭著
ISBN 978-4-262-16587-5
これからSNSで集客を考える人にとって、広くデジタルマーケティングを学んでおくと、各種マーケティング施策の中での立ち位置が理解しやすくなります。
本書では、デジタルマーケティングの概要から、デジタルの特性を生かした明日からすぐに実践できるノウハウまで、基本的でありながらも実践に使える知識が身に付きます。
何と言ってもマンガなのが理解しやすくて良いです。
デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第2版 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール
出版社: 翔泳社
林 雅之 著, 本門 功一郎 著
ISBN-13: 978-4798166285
代表的なSNS(Facebook、Twitter、Instagram、LINE、YouTube、TikTok)におけるマーケティング手法をまとめた一冊です。
各SNSの上手な活用方法だけでなく、どのSNSにも共通して利用できる効果的な考え方・手法が解説されており、大変お買い得です。
SNSでの集客に期待される「ユーザーとのつながり」をいかに生み出すか、そのためのコンテンツの作り方を知ることができます。
さらに、単純なSNS運用に留まらず、SNS広告の運用方法までも踏み込んでおり、長期的に読み返したくなります。
多様なSNSを活用したマーケティングに取り組みたい方にはぴったりの一冊です。
SNSマーケティングのやさしい教科書。
改訂3版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術
出版社 : エムディエヌコーポレーション
株式会社グローバルリンクジャパン 著 / 清水将之 著
ISBN: 978-4295202165
他社のマネをして「とりあえず」でSNS運用を実施しようとする企業は少なくありません。しかし「とりあえず」では、成果になかなか結び付かないのも事実です。
SNSマーケティングは手軽に無料で利用できるのですが、本質的にその特徴を理解し、活用できる人・企業はあまり多くありません。
本書では、成功事例を中心に、SNSの上手な運用方法とはなにかを学んでいくことができます。具体的な事例がベースとなっているので、イメージを作り上げるのにはもってこいです。
2.SNS集客に効くアカウント運用の勘所がわかる本3冊
SNSで集客をおこなうためには、各プラットフォームの特徴やセオリーを学んでおく必要があります。
以下の本は、SNSにおける基本的なアプローチ方法や守っておきたいルールを学ぶことができます。
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
出版社 : 幻冬舎
ゆうこす著
ISBN :978-4344034723
インフルエンサーとして活躍する ゆうこす氏。本書では、Twitterの運用を中心に、知名度ゼロからフォロワーを増やすための戦略をゆうこす氏の実体験をもとに解説しています。
SNS集客で重要なステップのひとつが、フォロワー獲得とフォロワーのファン化です。単純にフォロワーを増やすだけであれば、いくらでもやりようがあるのですが、ファンになってもらうのはなかなか難しい。
個人・法人にかかわらず、SNSにおけるアカウントのキャラクターづくりがファン化において重要です。本書では、SNSでどのようにアカウントを知ってもらい、フォロワーになってもらい、ファンに変わってもらうかについて、具体的に学ぶことができます。
僕らはSNSでモノを買う
出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン
飯髙悠太 著
ISBN:978-4799325483
本書は、UGC(User Generated Content)の概念がわかる一冊です。
モノが売れない時代、UGC(≒SNS上でユーザーによって自発的に生み出された口コミなどのコンテンツ)が重要になっています。
SNSを通じて誰もがコンテンツを創り出せるようになったいま、真に良いものを、本当に必要とする人に届ける方法について学ぶことができます。
自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書
出版社 : 朝日新聞出版
徳力 基彦 著
ISBN:9784023318816
ビジネスパーソンがSNSを利用する際に知っておくべき基本的な考え方や心構えを解説しています。
ビジネスパーソン向けということで、上司に承認を得る方法や就業規則の確認、会社情報や商品・サービスの取り扱い方法など、見落としがちな注意点を含めて非常にやさしく丁寧な解説がされています。
一見、個人向けの書籍と思われがちですが、こうした考え方は、企業のアカウント管理のルール作りにも重要です。
個人の方はもちろん、法人の方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。
3.SNS運用の実務に生かしたい考え方が学べる本3冊
基本的な考え方をおさえることができたら、次に読んでおきたいのが実践に向けた書籍です。以下の本は、ビジネスの成功につながるSNS運用方法の勘所を開設してくれています。
自由すぎる公式SNS「中の人」が明かす企業ファンのつくり方
出版社 : 日経BP
ISBN : 978-4296106745
「中の人」という言葉をご存じでしょうか。一般的には、企業のSNSアカウントの運用を担当する人のことを指します。
企業が運営するSNSは会社にとって顔であるため、ある程度のコーポレートアイデンティティを意識した上で発信がなされます。一方で、「対外的にこう見られたい」というブランディング目的から、「中の人」のキャラクターを尖らせるケースも少なくありません。
本書では、「中の人」の事例をもとに、企業としてのSNS運用・発信の在り方について学ぶことができます。あくまでも成功例なのと、企業文化とのカルチャーフィットが必要となるため再現性を担保しづらいのですが、「こういう運用方法もある」という知識を拡充するにはぴったりの一冊です。
小さな会社でできる! 売上・集客が倍増するSNS活用術
出版社 : セルバ出版
西 良旺子 著
ISBN : 978-4863675681
本書は、これからSNS運用を始めたい、すでにSNSを活用しているが運用がうまくいっていない、という運用担当者は必読の一冊です。
タイトルに「中小企業」と入ってはいるものの、基本的な考え方は企業規模問わず参考になりますので、自分には関係ないと思わず読んでいただきたいです。
内容は、中小企業でも実践しやすいよう、スモールスタート可能な施策例を中心に述べられているので、予算が限られている組織での運用担当者には嬉しいつくり。
この本を読んだらすぐに実践できる内容ばかりです。
企業を守る ネット炎上対応の実務
出版社 : 学陽書房
清水 陽平 著
ISBN : 97843133ISBN
SNSは幅広いユーザーに対して、簡単に情報を届けられるのがメリットである反面、ネガティブな話題も一気に拡散されてしまう側面があります。
アカウント運用における不適切な発言や、企業において発生した不祥事など、自身でコントロールができないほどに悪い意味で話題になる(=炎上する)ケースは少なくありません。
本書は、広くネット環境における「炎上」に特化しており、あらかじめどのようなことに気を付けておく必要があるか、万が一炎上してしまったらどうコミュニケーション・対応するのがベターかを知ることができます。
炎上は非常事態、できれば縁が無いに越したことがありません。しかし、いつどこで何が火種となって自身に降りかかるか分かりません。本書で予習しておくことをオススメします。
4.まとめ
SNSは今や、友人とのコミュニケーション手段の枠を超えて、ビジネスにも利用されつつあります。
しかし、ただ「利用」すればいいというものではありません。どのようなSNSでも運用するためには、それなりの知識を身につける必要があります。
SNS運用の知識を得るためには、何冊かの本を手に取り、読み比べてみることが非常に大切です。まずは、今回ご紹介した書籍を中心に読んでみてください。
きっと、SNS運用による集客のイメージがわいてくるはずです。
投稿者:中野直大
営業として働きながら、独学でプログラミングやデータサイエンスについて学ぶ。
その中で数字に苦手意識のある人たちでもデータ分析は「できる」と思ってもらえるのではないかと強く思うようになる。
DX推進が加速していく社会の中で活躍する人材の底上げをしたいと思った事から、データ分析スクールまなべくとるを立ち上げに携わる。
学生時代には、世界を旅し、研究室では大腸ガン早期発見の為のデバイス開発研究を行う。