統計学が必要な理由
私たちが生活をする中で多くのデータがやり取りされています。
ネットショッピングの検索・購入履歴、スマホアプリの利用・行動履歴など膨大なデータが集められています。
それらのデータから傾向を読み取る事によって、より市場価値の高い商品の開発、販売戦略を立てる手助けを行うのがデータサイエンティストの仕事となります。
そして、その際データサイエンティストが使っている手法の一つが、『統計学』になります。
統計学ってなに?
文系の人には、「統計学」と聞くと、耳をふさぎたくなる人もいるのではないでしょうか。
ですが、『テレビの視聴率』『桜の開花予報』『選挙速報』に統計学が使われている、と聞けばいかがですか?
実際にどのような計算がされているかは別として、
「なんとなくこんな風に導きだされているのかな・・・」
と想像できる方は多いと思います。
『選挙速報』で、開票率10%で当選確実になった後、落選になった事も見たことがありませんよね。
統計学は以外と身近なもので、気づかない所で我々の生活の中で役に立っている存在なんですよ。
データ分析&解釈がしやすくなる
分析結果をどのように解釈するのか、データサイエンティストとしてセンスが必要になります。
統計学を学んでいると、数値やグラフから解釈がしやすくなるだけではなく、基準値の異変や、グラフの上がり下がりからヒントになるものに気づきやすくなります。
また、データは揃っていても、適切な分析を行わなければ、意味のある正しい結果を導き出すことができません。
統計学の知識を深める事により、どんな分析手法をとることが最適なのか判断しやすくなり、より目的に沿った分析を行う事ができるようになります。
まとめ
PCやスマホの普及によって、より多くのデータが簡単に集められるようになってきました。
そして、人力で行っていたデータ解析も、コンピューターが高性能化することより、短時間で容易に解析できるようになり、いろんな分野でデータが役立てられるようになってきました。
今後、さらに統計学の重要度が高まると考えられています。
投資や株価予想にも使える統計学。
投資信託などの資産運用をお考えの方も学んでみてはいかがでしょうか。
筆者:まなべくとる 山尾